東映YouTubeで配信中の世界忍者戦ジライヤが最終回を迎えましたので今回は全体の総括をします。
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実は私は東映YouTubeでジライヤを観たのは今回で2度目なのですがやはり面白いですね。昨年放映された手裏剣戦隊ニンニンジャーは忍びなれども忍ばない忍者でしたが世界忍者戦ジライヤはまさに元祖忍ばない忍者という感じで個性豊かな世界忍者が続々と登場するのが特徴です、ジライヤが放映された1988年はソウルオリンピックが開催された年で世界各地から様々な忍者達が世界一を争うという感じでまさに忍者オリンピックという感じでした。
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また世界忍者戦ジライヤは闘破の成長物語だったとも言えます、中盤くらいまでは闘破は調子が良いとすぐ慢心してしまいその度に世界忍者達にこっぴどくやられてしまうことが多かったのですが哲山先生に諭されて気持ちを入れ替え再び這い上がり成長していきました。フクロウ男爵からは「場数を踏んだだけでは立派な忍者にはなれない」と言われたり伊予野二郎からは「道具に頼っていては立派な忍者になれない」と言われた闘破でしたが最終的には磁光真空剣無しでも毒斎を倒せるくらいに成長しました。そして手裏剣戦隊ニンニンジャーにゲスト出演した時も最初は忍者の名誉を守る会の会長を固辞して現役であることにこだわっていたのですがニンニンジャーと共に戦うことで今の自分のやるべき事を気付かされて最終的には忍者の名誉を守る会の会長を引き受けることになります、後輩との触れ合いによって闘破はまた一つ成長したわけです。
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そしてやはり世界忍者戦ジライヤの最大の特徴は個性豊かな世界忍者達です、この多人数キャラ路線というのは前作の超人機メタルダーのネロス帝国の軍団員からの流れなのですが善悪入り乱れた個性豊かな世界忍者が登場しました。世界忍者の代表的な存在としてフクロウ男爵がいますが彼は英語交じりの日本語を喋るという非常に印象的なキャラですが恵まれない人々を助けるためにパコを手に入れようとする一面も見られ最初は闘破とも敵対していましたが徐々に信頼関係を築き上げていきました。また牢忍ハブラムは見た目はどう見ても北斗の拳に出てくるザコキャラなんですが実際は真面目なイスラム教徒で自分の職務に忠実な人物でした。他にも一度は磁雷矢と戦うも心強い仲間になった世界忍者や妖魔一族と組んで悪事を働く世界忍者等様々な世界忍者が登場しました。またこれらの世界忍者は忍者大戦シリーズというフィギュアシリーズやソフビ、ソーセージのオマケのミニフィギュア等で続々と商品化されました。これも前作のネロス帝国の軍団員からの流れですね(メタルダーの時はゴーストバンクシリーズというフィギュアシリーズやソーセージのオマケのミニフィギュアで様々な軍団員が商品化されました)この世界忍者戦ジライヤの個性豊かな世界忍者が敵味方入り乱れて世界一を争ったり主人公と心を通わせて仲間になっていくという展開は機動武闘伝Gガンダムや仮面ライダー龍騎、仮面ライダー鎧武の源流とも言えます。
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こうして妖魔一族や世界忍者との戦いを終えた闘破は戸隠流第35代宗家を襲名しニンニンジャーとの一件で忍者の名誉を守る会の会長に就任し現役を退きました、しかし闘破は今も若い忍者達を影ながら支えているのです。そしていつの日にか闘破から磁雷矢を受け継ぐ若い忍者も現れることでしょう。以上で世界忍者戦ジライヤの総括を終わります。
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世界忍者戦ジライヤ総括
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